引越

引越バイトは、日払い労働者にとっても定番といえるでしょう。

きついバイトの代表格ともいえそうです。

街などで普段見かける引越の風景。お揃いのツナギをきた業者が荷物を抱えて運ぶ様子を多々目にする事もあるかと思いますが、あの中の大半は日払い、又は会社が抱えるバイトと思って間違いないと思います。傍目に見ているとその過酷さは分からないと思いますが、やっている当本人達は相当にがんばっています。

作業内容は、大体の方は想像がつくと思いますが、引越前の個人宅や法人事務所からトラックに荷を運び込み、到着先(引越先)へ運び込むというものです。

苦楽で考えると完全に運といってよく、楽な現場もあれば、地獄のような現場もあります。

一番楽なパターンは、現場に出向き、一時間もしないうちに作業が完了してしまいその場で解散というケースです。長年日払いワーカーをやっている方で引越の現場を経験している方であれば一度は経験した事があるかと思いますが、雇用主側などの都合で予定より早く作業が完了する場合があるのです。次の現場の案件がある場合は応援などに向かいますが、必要ない場合はその場で解散となり、拘束予定時間分の給料(4〜8時間分)が全額支払われるケースもあるのです。これは非常にラッキーなケースといえるでしょう。

きつい現場でよくあるケースとして、重い荷がたくさんあるケースは勿論ですが、マンションやビルなどで、エレベーターがないケース、またはエレベーター内に荷が大きすぎて入らないケース。このような場合は階段を使い1階のトラックまで運び込みますので大変重労働となります。

このように力を大変要する現場となりますので、ある程度の覚悟が必要です。
派遣労働者の中では、きつい現場との評判が周知されていますので、派遣会社に案内をされた際に断る方も非常に多く経験の浅く事前の知識が少ない初心者が現場に回されるケースも非常に多いです。

そんな、過酷な現場ですが、メリットも存在します。
1、重い荷を運ぶ事により、腕力・体力がつく(それを目的として従事する者もいるくらい)
2、前に述べたように時短で終わり予定時間の給料全額が支払われるケースがある
3、お客様(依頼元)からおこずかいや、ジュースやお菓子、お弁当などの差し入れが貰える事が稀にある

メリット、デメリットがあり、デメリットが大きくクローズアップされますが、力仕事といっても慣れや要領というものがありますので、それを掴めば難なくこなせるようになります。特に派遣依頼を出す現場の社員の方々は毎日これをこなしているわけで当然、負担を軽減する要領を熟知しています。

非常に体育会系の現場となりますので、その雰囲気が好きな方にとっては楽しくこなせる現場もなかにはあるでしょう。しかし、体力に自信がない場合は避けるのが吉かもしれません。特に経験が浅い方は翌日に筋肉痛になるケースが多々有りますので。

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